6. 考察
設計指針に基づいて、それぞれの試作を検討する。
6.1. 概念操作の外在化
CrossConceptでは、リストを組み合わせてクロスチェックするという概念操作を、コンピューター上に表現した。
Template It!では、文章の部分を置き換えるという概念操作を、コンピューター上に表現した。
これら概念操作の外在化によってそれぞれのソフトがもたらす効果は、述べたとおりである。
これらは、代わりに考えてくれるソフトウェアではない。むしろ、ユーザーに考えることを迫る。
6.2. 形のあるアウトプット
CrossConceptでは、作業の成果を、チェック結果の表、あるいは改善されたリストという形でアウトプットできる。
Template It!では、Originalの理解に基づいて、テンプレやコピペがアウトプットされる。
6.3. 標準データフォーマット準拠
CrossConcept、Template It!どちらも、XHTMLを入力とし、アウトプットもXHTMLである。
WebからリストやOriginal文章を得て、成果をWebに発信することができる。Webから情報を得て、Webに発信するという、Blogに代表される情報の流れに、自然に当てはまるソフトウェアとなっている。
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