« February 2008 | Main | June 2008 »

May 2008 Archives

May 25, 2008

ブラウザからコピー&ペースト: Structure-aware copy & paste

xfy Basic Edition 1.6が公開されました。

何が嬉しいかといって、わたしが嬉しいのは、ブラウザからxfyへ、Webページの部分をXHTMLとしてコピー&ペーストできるようになったことです。以前は、文字列としてしかペーストできませんでした。

xfy Blog Editorも近々更新される予定とのことで楽しみです。

例: ブラウザからCrossConceptへリストをコピー

例えば、CrossConceptでこんなことができるようになりました。

FirefoxでWebページを見ていて、参考になるリストを見つけたとします。そうしたら、そのリストを含む範囲を選択して、《コピー》します。

続いて、CrossConcept側で、《リスト貼付》を実行します。すると、さっき選択した範囲内のリスト部分がCrossConceptに貼り付けられます。しかも、リスト部分だけが貼り付けられて、リスト前後 -- 上の図だと「備えるべき必…」や「これらは、」 -- は貼り付けられません。

これからは、ブラウザからxfyへ、構造を踏まえた(structure aware)コピー&ペーストが可能です。以前は、このようなコピー&ペーストは、xfyでWebページを表示して、そこでコピーした場合で可能でした。

不要になるFirefox拡張機能など

ということで、次の拡張機能などは不要になりました。

これらは、HTMLページ中のリストを引用してクリップボードに設定する、Firefoxの拡張機能(extension)、またはブックマークレット(bookmarklet)です。クリップボード経由で、ブラウザからCrossConceptにリストを渡すのが目的でした。

このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

May 26, 2008

対訳エディタ改訂

久しぶりに、対訳エディタを改訂しました:

  • タイトル:対訳エディタ0.7.1
  • 日時:2008-05-25 23:00
  • 詳細:英日の対を括る要素として、div要素に加えて、span要素も使えるようにした。

もともとは単語帳で始まったアプリケーションですが、翻訳作業に使ってくださってる方がいます。今回、span要素も使えるようにしたのは、その方面の必要からです。

次のような構造に加えて:

<body>
  <div class="Taiyaku">
    <p xml:lang="en" lang="en">...English...</p>
    <p xml:lang="ja" lang="ja">…日本語…</p>
  </div>
</body>

次のような構造でも、対訳表示するようにしました:

<h3>
  <span class="Taiyaku">
    <span xml:lang="en" lang="en">Abstract</span>
    <span xml:lang="ja" lang="ja">概要</span>
  </span>
</h3>

このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

May 31, 2008

第66回デジタルドキュメント研究会

第66回デジタルドキュメント研究会で発表します。

わたしの発表は、15:20頃かな、「文書内容の操作に見るマークアップの効果」というタイトルで「記述的な文書の《読み》《書き》で、もっともっとマークアップを活用しよう」という議論をしたいと思います。

特に、われわれの着眼点の説明に時間を割きます。これまで何度かお話ししてきましたが、「論ずるより実装」優先でやってきたので、ここのところをキチンと整理できていなかった気がします。

着眼点は2つ: 《記述的な文書》と《マークアップ》です。今回の研究会のテーマがXMLなので、ちょうどよい機会だと思いました。具体的には…当日のお楽しみ (^_-)-☆。

このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

YAMAGUCHI Taku
(FAMILY Given)

About May 2008

This page contains all entries posted to Xyndy .jp in May 2008. They are listed from oldest to newest.

February 2008 is the previous archive.

June 2008 is the next archive.

Many more can be found on the main index page or by looking through the archives.