コンテナエディターを公開しました。ここで報告する前に修正が入って、0.3.1です。
- コンテナエディター 0.3.1
- リリース日:2008年9月13日(土)
主にコンテナ(div要素)のツリー構造やクラス設定を編集するツールです。リストなどブロック要素に対しても使えます。
- ドラッグ&ドロップによるコンテナの移動・コピー
- 複製: IDを更新して、IDを削除して、構造のみ
- クラスの編集
- 要素の削除
コンテナ(div要素)は、要素をグルーピングするのに使われます。わたしもよく使います。でも、WYSIWYG編集では、その存在が見えにくい。いくつか階層が重なると、選択して、クラス設定を変えて…という操作がまどろっこしい。そういうときは、WYSIWYGよりも、昔ながらのXMLエディターのようなツリー型で編集したくなります。
用途はこんなところ:
- 対訳エディタの編集機能不足を補う (^_^;
- xfy Personal Clientのストックを使って、ストックを文書に挿入するときのドラッグ&ドロップターゲットにする。
- 見出しエディターと使い分ける。
初めはブロックエディターと呼んでましたが、XHTMLコンポーネントでは、「囲む」操作が「コンテナ」と結びついているので、コンテナエディターと呼ぶことに。
アウトラインエディターか?
1年ちょっと前に見出しエディターを -- 当時はHeading Operatorと呼んでいた -- アウトラインエディターと呼ばなかった理由は2つ:
1つは、これが頭にあったから。見出しエディター、コンテナエディター、どちらかをアウトラインエディターと呼んでしまったら、もう一方の名前に困るだろう、と。
もう1つは、見出しの並びや章節の階層構造だけが、文章のアウトライン -- 概略、概要 -- ではないだろう、ということ。アウトラインを、なんらかの《構成》、《構造》を指すものだと限定しても。例えば『藪の中』のアウトラインは、STORYWRITER 2が示すようなものではないか。