誰かが言いました。「コンセプトは解き放たれ、マッシュアップされて、道具に降りてくる」と。今つくづくとそれを実感しています。
Template It!はxfy Blog Editor上で使うテンプレジェネレーター&コピペジェネレーターです。
マッシュアップ
Template It!の直接のきっかけはGoodpicさんのこの記事と:
誰かが言いました。「データは解き放たれて、自由にMash-upされるようになる」と。今つくづくとそれを実感しています。
小鳥ピヨピヨさんのこの記事です:
誰かが言いました。「テンプレとは作るものではない。見つけるものだ」と。
今、つくづくとそれを実感しています。
なるほどぉ~。じゃぁ、「解き放たれたことばを見つけて、それをテンプレにすることで自由にMash-upして、再び解き放つ」ツールを作ってみよう。ってことなのでした。
Template It!の基本はこれです。
ただし、Template It!には、もう一つきっかけがあります。
浮き上がる「隠された根拠」
2004年初冬のことでした。「論理的な文章の書き方」という講座で、早稲田大学文学部の福澤一吉教授の話はこういう内容でした(次の引用は、わたしが要約したモノです):
次の2つの会話を比べてみよ:
会話1:
太郎: 「今日のお昼はカレーにしよう」(主張)
次郎: 「どうして」
太郎: 「だって、昨日はラーメンだったじゃない」(根拠)
次郎: 「そうだね。そうしよう」
会話2:
裁判官A: 「今度の被告は終身刑にしておこう」(主張)
刑事コロンダ: 「どうしてですか」
裁判官A: 「だって、前の被告は死刑だったじゃないか」(根拠)
刑事コロンダ: 「そうですね。そうしましょう」
両者は同じ構造であるのに、会話2には違和感がある。なぜか?それは、会話1では明示不要だった隠された根拠が、会話2では明示する必要があるからだ。会話2は、そういう会話だ。
トゥールミン(Toulmin)の議論モデルでは、このように根拠と主張を論理的に結合させる役目を担う根拠を論拠という。
日本メディカルライター協会
2004年11月18日、第3回シンポジウム・一般公開講座
一般公開講座「論理的な文章の書き方」
なるほどぉ~。じゃぁ、「構造を保ったまま別の会話に置き換えて、違和感や納得感を引き起こすことで、論理学や文法の知識抜きに、論拠や構造を浮き上がらせ、体感する」ツールを作ってみよう。ってことなのでした。
つまり、このツールは、ディベートや法学の分野で使えるのかもしれませんね。
道具
こうして2つくらいは背景なりきっかけを持っていると、道具として、いい感じになってきたかなぁと実感します。
このページは xfy Blog Editor を利用して作成したんだぜっ!