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Deep Reference、CrossConceptを更新

それぞれ、少し改訂しました。

  • タイトル:Deep Reference Lite 0.3.2
  • 日時:2007-02-11 19:30
  • 詳細:
    • 3つ以上のリストを取り込めるようにした。そのうちから2つを選んで、表の軸に設定することができる。
    • 表をクリップボードに設定したことを通知するメッセージボックスを追加した。
    • 表の列見出しを斜めにする機能に蓋をした。
    • 作りとしては、CrossConceptとテンプレートなどを共有する構成にした。
  • タイトル:CrossConcept 0.3.2
  • 日時:2007-02-12 20:00
  • 詳細:表をクリップボードに設定したことを通知するメッセージボックスを追加。

Deep Reference Liteは、あちこちのXHTMLページからリストをどんどん取り込めるようになり、いわば多次元の表になりました。こうなると、XHTMLのtable要素に変換される前の、Deep Reference Lite固有のデータを保存しておきたくなりますが、やめておいてください。まだやりたいことがあって、今後の改訂で、互換性を保証できません。今回の改訂でも、前の版のデータを読めなくなってます。

さて、では実際にDeep Referenceを使って、これらDeep ReferenceやCrossConcept自身を評価してみます。The microformats principleとWhat is Web 2.0?を再利用してみます:

 solve a specific problem 2つのリストを表のカタチでつき合わせるだけ。それ以外、例えばリストDBは、今のところout of scope。
 start as simple as possible まずは、List 2 Table for Blog Editorから試すと理解しやすいかも。
 design for humans first, machines second
  • invisible metadataは入力しないし、出力もしない。
  • 出力の表に、引用先をcite要素で添えてあるが、XHTMLで表現できる以上のことはしていない。つまり、出力の表には行列の見出しとして2つのリストが含まれているが、2つのcite要素のどちらが、行列どちらの見出しに該当するを示すデータやメタ・データを含めていない。
  • CrossConceptはBlogで利用することを想定した。
  • 出力の表にはスタイルやクラス指定は一切ついていない。Blog側のスタイルを尊重している。
 reuse building blocks from widely adopted standards 入力はリスト(ul、ol、dl)、出力は表(table)いうXHTMLの一般的な要素だけで構成した。
 modularity / embeddability 出力の表(table要素)は、もちろん再利用可能、XHTML文書に埋め込み可能だ。
 enable and encourage decentralized and distributed development, content, services Deep Referenceは、Web上のリストを、いわば分散した知識として再利用するものだ。

"the microformats principles"より

プラットフォームとしてのウェブ
(The Web As Platform)
集合知の利用
(Harnessing Collective Intelligence)
リストとして表現された個々のintelligence(の出力)を、表のカタチで結びつける。
データが重要
(Data is the Next Intel Inside)
考えをリストのカタチでWebに置いておくことが、けっこう重要なのだ。
商品としてのソフトからサービスとしてのソフトへ
(End of the Software Release Cycle)
段落よりもリストにすることで情報はより役に立つ。重要なのはCrossConceptやDeep Referenceというツールではなくて、Webに散在するリストなのだ。…というので、趣旨に沿ってるかな…。
ハッキングと連動が容易な軽量プログラミング
(Lightweight Programming Models)
PCに限定されない利用
(Software Above the Level of a Single Device)
Ajaxに代表されるリッチなUI
(Rich User Experiences)

"The Web KANZAKI - Web 2.0からセマンティック・ウェブへ"

…と、軽い気持ちで始めてみると、けっこう奥が深そう(^_^;)。今日はのところは、こういうことが気軽に始められることが、これらツールの狙いだというところまでで。

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