- タイトル:Deep Reference Lite 0.3.1公開
- 開始日時:2007-01-23 23:00
- 詳細:XHTML文書中のリストを軸として引用して表を生成するツール、Deep Reference Lite 0.3.1を公開しました。
紙文書の時代からそうですが、従来の引用は、1つの文書の一部分を一節、あるいはひとかたまりのブロックとして引用しました。そして、他の文章中でこの引用部分を評価したり、批判したりするときも、引用部分を一節やかたまりとして評価したり批判しました。HTMLのq要素やblockquote要素はこの従来のやり方に対応していると思います。
これに対して、Deep Reference Liteは、リストとして記述された文章の一部分をリストとして引用します。そして評価や批判はリストの各項目に対して行えます。この「引用 - 評価」構造を表で表現します。これを「一歩踏み込んだ参照」と見て「Deep」 Referenceと名付けました。
また、引用するリストを2つ選んで表の縦横2軸に用いることで、2つの引用先を組み合わせて評価や批判することができます。たとえば、縦軸に評価対象、横軸に定評のある評価観点を引用するといった使い方です。
しかし狙いは、もっと気軽なところにあります。Web文書中のリストをコピー&ペースト感覚で引用して気軽に表を作れるので、あまり構えずに、とりあえず、2つのリストを組み合わせてみてはいかがでしょう?文書中にリストを見つけたら、別のリストをぶつけて見ましょう。何か発見があればよし、なければ別の組み合わせを試すもよし、そのままスルーするもよし。
なお、公開してませんが、"Lite"のついていないDeep Referenceもあります。これは、参照先のリストの変更に追従するようになってます。
このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。