« September 2007 | Main | November 2007 »

October 2007 Archives

October 14, 2007

SayYes! 0.3.4

SayYes!を改訂しました。

  • タイトル:SayYes! 0.3.4
  • 開始日時:2007-10-14 22:00
  • 詳細:
    • 強調表示モードを追加。
    • 多言語対応し日本語用のメニューなどを用意した。これによってインストール/アンインストール方法が変わった。
    • Atomフィードで複数のXHTML文書を統合したとき、いくつかのXHTML文書中にスライド表示する内容が存在しない場合に対応。

あ…、前回の改訂を告知してませんでした。

  • タイトル:SayYes! 0.3.3
  • 開始日時:2007-09-04 09:00
  • 詳細:
    • 基本文字サイズ変更のUI
    • 本文領域幅変更のUI
    • スライドの背景にSVGを設定できるようにした。
    • 複数のブロック要素をグルーピングするグループ・コンテナdiv要素を導入。
    • 表示するブロック要素の選択規則を、「子要素を選択する」から「子孫要素を選択する」に変更。
    • その他の改善

インストール/アンインストール方法

0.3.4からインストール/アンインストール方法が変わりました。多言語対応するために、xfyプラグインJARファイル形式で配布することにしました。

参考: 「XVCDでボキャブラリコンポーネントを開発する手順
2.4. ボキャブラリコンポーネントの利用」
http://www.xfy.com/jp/manual/dev/developer/1.5/howto/vc_develop.html#making_install

これより前のリリースでは、インストールは「…xfy Basic Editionをインストールしたフォルダ配下の scripts フォルダに配置し…」ましたが、これは「…xfy Basic Editionのツール - パッケージ構成メニューから、パッケージをインポート…」します。

SayYes!の狙い

前回と今回の改訂で、SayYes!の個性をだいぶ明確にできたかなと思います。

SayYes!は、プレゼンのその場だけ、あるいはそのスライド単独での品質よりも、関連する前後の作業や文書群全体の品質向上に重きをおいています。次のような場合に、このツールでプレゼンするメリットを感じてもらえるのではないでしょうか:

すぐプレゼンしたい、プレゼンだけのための資料作成作業を減らしたい
設計チーム内でのレビューのためだけにプレゼン資料を作るのは無駄な手間だ。体裁を整えるよりも、中身の充実の方が重要なはず。かといって、仕様書をワープロソフトでそのまま表示するのでは、ポイントを絞った議論ができない。
一群の素材から場や目的に応じて選択してプレゼンする
聞き手の関心や自分の目的に応じて素材を組み合わせてプレゼンしたい。あるプレゼンに向けて資料を修正をしたら、その修正を素材そのものに反映したい。

文字サイズや本文領域の幅をプレゼンしながら簡単な操作で変えたり、内容がはみ出す場合はスクロールできたりするのは、1つのスライドに収めるだけのために記述内容を削るような本末転倒な作業や、そのために事前に時間を割く無駄を排除するためです。

マウスを重ねるとリスト項目や強調部分(em要素)がハイライトされます。また、リスト項目を順次表示できます。これらも、元々のXHTML文書にある文書構造を、プレゼンという場に即して視覚効果に反映しているだけです。つまり、印刷時に強調する部分とプレゼンのときに強調する部分は同じハズで、そこはem要素などで構造化されているハズです。また、プレゼンのときに順次表示したい単位は、リスト項目や段落(p要素)として構造化されているハズです。

新しい道を造って新しい車で走ろう

SayYes!は、今まで置き去りにされてきた古くて新しい課題、プレゼンする機会の多い人なら誰もが感じているに違いない、上記のもどかしさを解決しようとしています。

このようにこれからも、xfyという新しい仕組みを使って、新しい価値を訴えていきたいと思います。

当然!このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

October 30, 2007

CrossConcept 0.4.5 - 3軸の表 -

CrossConcept 0.4.5を公開しました。

  • タイトル:CrossConcept 0.4.5
  • 開始日時:2007-10-27 20:00
  • 詳細:
    • 3軸表を導入した。
    • 多言語化した。

3軸の表

3軸表では、1軸を共有して表が2つ並びます。こんな感じ:

3軸表の概観

図の例では、「シンポジウムのスコープ」軸を共有して「講師」x「シンポジウムのスコープ」表と「対象」x「シンポジウムのスコープ」表が水平に並んでいます。垂直にも並べることができます。この配置で、「対象」を横にらみしながら、「講師 C」と「Business agility」との関係を検討しています。

3軸といっても、3次元キューブではありません。

  • 主たる検討の対象は軸そのもの、すなわちリスト、すなわち概念です。セルにあてはめられる内容ではありません。
  • 2項関係を見るようにデザインしてあります。3項関係ではありません。

そもそも…

  • 人の考え方を写し取ろうとしているし、
  • 2軸の関係でも対称ではないだろうと見ています。

3次元以上のキューブの場合、描画の問題は解決できたとしても、そもそもどう解釈するのだろう?軸が増えるほど、その解釈が見えにくくなってしまい、結局、考えを写し取ったことにならないのではないか。

データ分析の場合、セルにあてはめられる内容が主語で軸は属性だから、軸が増えても属性が増えるだけで、まだマシでしょう。ポルシェはスポーティでクラッシーで外車で…、と。

では、スポーティであることと、クラッシーであることと、外車であることと、…であることとの関係は?

このページは当然!、xfy Blog Editor を利用して作成されました。

KICSS2007

直前になってしまいましたが、KICSS2007で発表します。

  • タイトル:IJCKS 2007 (KSS2007/KICSS2007)
  • 開始日時:2007-11-05 14:00
  • 終了日時:2007-11-07 11:00
  • 場所:石川ハイテク交流センター、石川県
  • International Joint Conference on Knowledge Science

    The 8th International Symposium on Knowledge and Systems Sciences (KSS2007) jointly with the 2nd International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems (KICSS2007)

    KICSS Program

CrossConceptの発想(creative thinking)支援機能、特に発散的発想(divergent thinking)支援について発表します。

ざっとこんな内容です:

Implementing CrossConcept: A Computer Software Supporting Creative Thinking

  • 1. Introduction
    • Externalization of thought process
  • 2. Basic features of CrossConcept
    • Table operation
    • List operation
    • Standard format for lists and tables
  • 3. Convergent and divergent thinking
    • 3.1 Convergent thinking
    • 3.2 Divergent thinking
    • 3.3 List as form of knowledge
  • 4. Consideration
    • 4.1 Data analysis
    • 4.2 Idea processors
  • 5. Conclusion

当然!このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

第2回横幹連合コンファレンス「異分野をつなぐ知のシナジー」

第2回横幹連合コンファレンス「異分野をつなぐ知のシナジー」の「システム工学とナレッジマネジメントの融合」セッションで発表します。

CrossConceptを題材に知識管理(ナレッジマネジメント)、特に知識を《使う》、知識が《発展する》モデルを論じます。ざっとこんな内容です:

「CrossConceptにおける概念操作モデルと知性・感情の工学的支援」

  • 1. はじめに
    • 1.1 リストと表の機能
    • 1.2 概念操作の外在化
  • 2. CrossConcept
    • 2.1 概念を《使う》
      • セルが埋まらないという関係
    • 2.2 概念が《発展する》
      • データ分析との違い
    • 2.3 概念を《伝える》
  • 3. 考察
    • 3.1 知識循環のモデル
    • 3.2 システム工学とナレッジマネジメントの融合
      • 自動化と人の法則
  • 4. まとめと今後

このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました…

Continue reading "第2回横幹連合コンファレンス「異分野をつなぐ知のシナジー」" »

YAMAGUCHI Taku
(FAMILY Given)

About October 2007

This page contains all entries posted to Xyndy .jp in October 2007. They are listed from oldest to newest.

September 2007 is the previous archive.

November 2007 is the next archive.

Many more can be found on the main index page or by looking through the archives.